スタディツアー

【そうだ!カンボジアを知ろう!VOL.1】アンコールワットで見たもの

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この写真をご覧になってリンクから飛んできた方も多いのではないかと思います。

まずは、当団体について少し紹介させてください。
私達、学生団体WorldFutは、「幸せと笑顔で溢れる世界を創るために、サッカーを通してすべての人々にキラキラ笑って暮らすきっかけを提供する」という理念の下活動しています。

具体的な活動としては、国内でチャリティフットサル大会やパブリックビューイングを行い、その収益金を通じてカンボジアのスマオン村という小さな農村の子どもたちのサッカー選手をはじめとする様々な夢を応援する活動を行っています。

そして先程の少し目つきの悪いアンパンマンのような写真はカンボジアのとある場所で撮った写真です。

ここは、日本人が行ってよかった観光地1位にも選ばれたカンボジアの「アンコール・ワット」という場所です。

 

カンボジア国旗にも描かれ、カンボジアを象徴する建物になっています。
また、1992年には世界遺産に登録されました。今回はスタディーツアーで訪れたアンコール・ワットで感じたカンボジアを私達の視点でお届けしたいと思います。アンコール・ワットを訪れる前は首都のプノンペンへ行きました。(アンコール・ワットはシェムリアップという都市にあります。)
プノンペンの様子は勝手に想像していた”貧しい国”というイメージとは裏腹にかなり賑やかで活気にあふれていました。
日本という恵まれた環境に住み、偏見や先入観を持っていたことに気付かされました。
また、カンボジアには訪れるべき素晴らしい場所もたくさんあります。
その1つがアンコール・ワットです。

まず、アンコール・ワットで驚かされるのはスケールです。
12世紀前半(日本では武士が台頭し、平安時代から鎌倉時代への過渡期)に建てられたものとは思えないほどのスケールと存在感を放っています。

1度はクメール・ルージュにより破壊を受けましたが、修復されつつあります。
また、参道の石組みの修復には日本人も関わっています。

様々な国からの観光客が多く見られ、大変賑わっていました。
池に写ったアンコール・ワットと写真を撮るのは定番ですね。
また、アンコール遺跡内からの眺めは壮大で圧倒されるものがありました。
これは実際に目で見てもらわないとわからないものだと思います。
日本人が行ってよかった観光地1位に選ばれる理由もうなずけます。

しかし、その一方で想像していたような悲しい現実も見られました。
物売りをする少年や少女がいたのです。
アンコール・ワット内を観光していると、
3歳ほどの少女が商売をするために覚えたであろう片言の日本語で「1つ1$」とミサンガ(のようなもの)を売ろうとしてくるのです。
断っても、ずっと後をついてくるのです。
こういった光景はアンコール・ワットだけではなく様々なところに見受けられました。
学校にも行かせてもらってないのでしょう。

想像していたカンボジアと違い、発展し先進的な部分も多くありましたが、
まだまだ子どもたちが”商売道具”として扱われているような一面もありました。
かわいそうだからといって、買ってあげたとしてもそれは直接的な解決には至らないでしょう。
むしろ私達が子どもたちが”同情を呼ぶ道具”として扱われる負の連鎖を生んでしまっているのかもしれません。

カンボジアに行った際には、こういった目を背けてしまうような現実にも目を向けてなにか”考えるきっかけ”になればと思います。

私達が小さい頃から当たり前のように持っていた”夢”や”希望”をカンボジアの子どもたちも抱けるように、これからもWorldFutは”幸せと笑顔で溢れる世界を創るために、サッカーを通してすべての人々にキラキラ笑って暮らすきっかけを提供する”ために走り続けていきたいと思います。

少しでも私達WorldFutが気になったという方は、このHP内に私達が行ってきた活動(http://www.worldfut.com/?page_id=810)や最新の情報(http://www.worldfut.com/)が載っていますのでぜひご一読お願い致します。

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