その他

▷想いをつなげリレー [鈴野 愛佳 編]

●WorldFutに入団した理由

きっかけは、フットサルサークルを探していたこと、国際協力や海外ボランティアの活動に興味があったことから、「サッカー×国際協力」というテーマに惹かれました。決め手となったのは、自分たちのやりたいことを実現し、青春を謳歌しているメンバーでした。私は、高校生のときに、夢中になるものを見つけることができず、「4年間で一つのことをやり遂げ、青春をすること」が大学生を卒業するまでの一つの目標だったので、WorldFutという場所で、魅力的なメンバーと活動がしたいと思い、入団を決めました。

●スタディツアーに行って感じたこと

一番印象に残っていて、私の考え方と生き方を変えてくれたエピソードは、サポート地のスマオン村の少女に「あなたの夢は何?」と聞かれたことです。何不自由ない生活をしている私が、何の夢もなく、ただなんとなく毎日を過ごしていることに恥ずかしさを感じると同時に、この子どもたちに学生団体WorldFutがサポートする意味や国際協力の難しさを感じました。多分彼女たちは今の生活でも十分幸せなのだと思います。でも彼女たちに会って、「もっと人生の大きなチャンスを掴んでほしい。」「今の生活だけでなく、もっともっとワクワクする世界があることを知ってほしい。」その時からそう思うようになりました。あの時、本来、子どもたちの夢を応援するために訪れた場所で、夢を持てなかった大学1年生の夏、私に夢を持って生きることの幸せや素晴らしさを教えてくれました。

●WorldFutで活動しつづけている理由

理由は入団した時から変化し続けていますが、今の一番の理由は、「10年、20年先もこの学生団体WorldFutを存続させるため」です。私は、私の人生の使命を「自分らしく生きる人を増やすこと」としています。その使命を達成するためには、この団体を未来に残すことが一つの方法だと考えています。なぜなら、私がこの団体に所属したことによって、「自分らしく生きること」ができるようになったからです。私は、様々な気付きを得ることで、自分の考え方や価値観が変わり、大袈裟に聞こえるかもしれませんが、人生が変わりました。夢をもって、夢に向かって仲間と一つのことをやり遂げる楽しさも、学生団体という枠を超えた挑戦をする難しさやもどかしさも、全てこの場所が教えてくれて・・・これらの経験は、私の人生の選択に影響を与えました。大学4年間の学生団体WorldFutの活動がなければ、今の私はいないと言っても過言ではありません。自分のことを育ててくれたこの団体は、きっと私が卒業した後も、誰かの人生を変えるような体験をさせてくれるに違いないと思っています。だからこそ、私は未来の学生たちに、青春をする場所を残すこと、つまり、「10年、20年先もこの学生団体WorldFutを存続させるため」に活動しています。そして、学生団体WorldFutの未来のメンバーがまた日本を、世界をより良くすることを楽しみにしています。

 

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