出会い~現在
2008年の夏以来、
私たちWorldFutは変わらずカンボジアのプレイベン州にあるスマオン村へのサッカーを通したサポートを行ってきました。
2008年当初はグラウンドもぼこぼこ、サッカーゴールも無いような状況でも
サッカーボールを一心に追いかける子どもたちが大勢いたこと。
そんな彼らが私たちにかけてくれた言葉。
「サッカー選手になりたい!」
そんな彼らの声がきっかけで私たちのスマオン村へのサポートは始まり、
以来10年間サッカーに関したサポートを続けてきました。
よく疑問に思われるのが、
「なぜスマオン村にこだわるのか?」という疑問。
それは1つに「スマオン村が私たちのサポート(サッカーに関するサポート)に非常に関心を持ってくれたこと」、
また私たち自身も「そのような思いを示してくれたスマオン村に中途半端なサポートはしたくない!」と考えたからです。
2009年のサッカーボールの寄贈に始まり、今まで様々な形で子どもたちの夢をサッカーを通してサポートしてきました。
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そして、これから
私たちWorldFutはカンボジアのプレイベン州にあるスマオン村の子どもたちを対象に、
今まで10年間サポートを続けてきました。
現在ではサッカーボールの寄贈をはじめとするサッカーグッズの寄贈やグラウンド建設などのハード面のサポート、
サッカーコーチの派遣や毎年夏に開催するDream Challenge Cupへの招待などのソフト面のサポートも継続的に行っている状況です。
またカンボジアサッカー協会やカンボジアプロサッカークラブの方々とのご縁もあり、
カンボジアサッカー界とのネットワークもある程度揃っているような状況の中で、
私たちは今後どのような歩んでいけばよいのでしょうか?
これからは「狭く深いサポート」から「広く深いサポート」への転換が必要であると考えます。
近年のカンボジアではサッカーカンボジア代表の躍進やカンボジアトップリーグの設立がきっかけで国内のサッカー熱が急速に加速しています。
そんなカンボジアサッカー熱の加速により「サッカーをしてみたい!」や「サッカー選手になりたい!」という夢や想いを抱く子どもたちが増えてきています。
しかしその反面、環境面や経済面での整備が間に合っておらず、農村地域を中心に「サッカーがやりたくても満足にできない」「サッカー選手になりたくてもなれない」という子どもたちも増えてきています。
今年10周年を迎えたWorldFutは新たなビジョン「子どもたちにサッカーを楽しみ、夢や目標に向かって挑戦する環境を提供する」を進めていく中で、「好きなことややりたいことが出来る人」や「夢や目標に向かって頑張る人」を増やしていきたいと考えています。
好きなことややりたいと思っていることをしている時、人は幸せを感じるでしょう。
また夢や目標に向かって頑張るその過程で得られる出会いや経験が人生を豊かにしていくと私たちは考えます。
今後は10年間培ってきたノウハウやネットワークを活かしながら、スマオン村に継続的なサポートをしつつ更に広い地域にサッカーを通したサポートをしていくことで、カンボジアでより多くの子どもたちの想いや夢をサポートしていきます。
その先に私たちが実現したい世界観である「幸せと笑顔で溢れる世界」があると信じています。