Dream Challenge Cup -ドリームチャレンジカップ -

カンボジア各地の子どもたちに国内最高峰のスタジアムでサッカー選手という夢を具現化する機会を提供する

カンボジアでは、サッカーの人気が爆発的に高まっており、WorldFutが支援する子どもたちもサッカー選手を夢見る子どもがおおくいます。しかし、そんなカンボジアの子供たちには十分にプレイできるサッカー場は無く、学校には校庭すらないこともしばしばです。いくらプロになりたいと思っていても環境が不十分で「プロとは何か?」をイメージしきれないことが課題です。

そこでWorldFutは「プロサッカー選手の原体験をつくる」ことを目的にカンボジアサッカー協会や、本田圭佑選手がプロデュースするカンボジアのクラブの後援を得て、国内最高峰のスタジアムであるカンボジア・オリンピックスタジアムを借用し、「Draem Challenge Cup」と題したサッカー大会を1年に1回開催しております。カンボジアのプロだけではなく、各国の代表選手が集う会場でプレイしてもらうことでプロと同じ体験をすることができます。当日の演出もプロと同じ体験ができるようにこだわって運営しております。

■オリンピックスタジアムとは?
1964年に建設された収容人数50,000人のカンボジアで一番大きなスタジアム。主にサッカーの試合に用いられる。カンボジア・リーグに所属する強豪プノンペン・クラウンがホームスタジアムとして使用する他、サッカーカンボジア代表のホームスタジアムとして利用されている。

初めての開催となった2016年は総勢72名の小学5、6年生が『Dream Challenge Cup』に参加しました。首都プノンペンで暮らすサッカースクールGFAの生徒12名に加え、農村部に位置するプレイベン州スマオン小学校、プレローンドムライ小学校、プレイベンクロム小学校の60名の生徒をプノンペンへ招待しています。

2回目の開催となった2017年は、前回参加した4チームから新たに5チームが加わり、総勢120名以上が『Dream Challenge Cup 2nd』に参戦しました。『Dream Challenge Cup 2nd』大会後に実施した子どもたちへのアンケートでは、「来年も参加したい」との回答が99%以上、「将来またこのスタジアムでプレーしたい」との回答が98%以上と高い大会参加満足度を得ています。また「大会を通して新たな友達が出来た」と92%以上が回答するなど、農村部に不足している他地域の子どもたちとの交流も『Dream Challenge Cup』を通して新たに生まれています。

3回目の開催では、サッカー元日本代表であり現カンボジア代表監督を務める本田圭佑選手がプロデュースするSOLTILO Angkor FCの支援もあり、実際にカンボジアリーグで活躍するプロサッカー選手を招いての実施となりました。各地域のライバルと競うだけではなく、プロのうまさを肌で味わうことができる機会とすることができました。

4回目の開催では会場側の都合により初めてオリンピックスタジアム以外の会場で開催いたしました。その名もカンボジアエアウェイズスタジアム。別会場でのはじめての開催となりましたが、子供たちからチーム関係者の方々まで様々な方に楽しんでいただきました。さらに参加賞を用意したり、夢を描いてもらうブースをつくったり、新たな試みもいくつか行いました。

過去4年間にわたり開催してきましたが、大舞台でプレーをすることでプロのイメージをつかんでもらうだけではなく、
『Dream Challenge Cup』に参加することが農村部の子どもたちにとって新たな目標の一つとなっています。目標が設定できることで、日頃からサッカーに取り組む姿勢に大きな変化が生まれています。

Dream Challenge Cup スライドショー

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