パブリックビューイングツアー 2018
本年度のパブリックビューイングは、カンボジア3地域で上映するツアーを行いました。
WorldFutのサポート先であるスマオン村ではもちろん、その他ストゥントレン州にある小学校やトンレサップ湖といった水上でのパブリックビューイングにも挑戦しました。以下がそれぞれの概要になります。
日にち:2018年9月2日
場所:カンボジア プレイベン州 スマオン村 スマオン小学校
上映内容:サッカー選手を夢見る少年モチーフに作られた映像
後援・協力:cinema stars 桜木奈央子 様
日にち:2018年9月7日
場所:カンボジア ストゥントレン州 プレイチャハ小学校
上映内容:バルセロナVSレアルマドリード 試合録画放送
後援・協力:cinema stars 桜木奈央子 様
日にち:2018年9月7日
場所:カンボジア シェムリアップ州 メイチュレイ小学校
上映内容:サッカー 『カンボジア代表VSマレーシア代表』生放送
後援・協力:cinema stars 桜木奈央子 様
プロジェクトリーダーにインタビュー
①イベント当日を終えて感じたこと
イベント当日を終えて感じたことは、今回PVを三か所で行いましたが、回を重ねるごとにより鋳物を作ることが出来たかなと感じました。もちろん本来は、すべての箇所が同じくらい高いレベルでやる必要があり、そのために準備をする必要があります。しかしメンバー一人一人が「次はこうしていきたい」としっかり目標をもって取り組んだことで、より良いものが出来上がっていきました。その頑張りたいという姿勢や楽しむ姿がカンボジアの子供たちに伝わり、みんなで楽しむことが出来たと思います。
②特に印象に残っていること
印象に残っていることは2つあります。一つ目に今までとは違い、子供たちだけでなく保護者や先生方が一緒にPVに参加してくれたことです。校長先生がtプレイチュハ小学校のPVを盛り上げようとしてる姿を見て、自分達だけでは成功できないことと、現地の人の温かさを感じることが出来ました。
二つ目にメイチュレイ小学校でPV一緒にみていた女の子のことです。一見無口で物静かそうな雰囲気の女の子でした。サッカーはどちらかというと男性に人気のあるスポーツという印象で、こんな小さな女の子が楽しめているのかと不安でした。しかしカンボジア代表が先制点を決めたとき、その子が声を張り上げて喜んだのです。その時はPVを通してサッカーの魅力を届けられたのではないか、と感じることが出来た瞬間でした。
③リーダーが考えるPVの今後
今回のPVを通して、こんごのPVに様々な可能性を感じることが出来ました。機材に関していえば昨年に加えさらなる軽量化、簡略化に成功したので、いつでもどこでもPVを放送できるようになりました。なので来年はPVを別のプロジェクトと組み合わせたりすることが出来きようになると思っています。
しかしPVを通して何を子供たちに伝えていくか、PVの魅力、価値とは何かをきちんと考える必要があると思いました。人一人に伝わればいいのか、それとも多くの人に映像をとおしてメッセージを伝えたいのかはきちんと考えていけたらなと思います。